まずは、今後のブログについて少し。
今までたまってる感想類はこのまま封印する可能性ありです。(散々の体たらく)
で、何度もしつこく書いて申し訳ないですが、
今後は、たまぁーに更新できたらするという感じになると思われます。
個人的に好きなブロガーさんがどんどん更新停止されてたり、
就職して更新が途絶えるっていうパターンも数多く見てて寂しかったので、
できる限り続けていきたいとは思っていますので、よろしくお願いします!
さて。
話は一昨日にさかのぼって。
学生最後だった3月31日は宝塚で過ごしてきました。
日本語検定5級並みのボキャブラリーで構成されたキムシンクオリティのお芝居と、
相変わらず歌詞が億年レベルというスケールのデカさを見せつけた草野ショーの二本立て。
・・・とおちょくりつつ、
アホほど泣いた自分。(敗北感)
小1の時、「あかねさす紫の花」と「マ・ベル・エトワール」(今思えば相当にカオスな世紀末ショーでした)を
見て以来、遠ざかった時もあったけど、
今まで細々と宝塚を見続けてきて、良かったなぁという感慨がありました。
舞台はいつも通りきらびやかで華やかで。
それでも、ロビーには星組生がいて、公演後にもう一度幕が上がって。
みんな今まで見たこともないような神妙な面持ち、不安げな目をしていて。
あ、この人たちも私たちも実はみんな一緒やったんやと思った。
みんな震災に心を痛めていて、これからの日本も不安で、公演のことも心配。
でも、みんな精一杯勇気を奮い立たせてたんや。
その中で、大きな羽を背負ったきりやんの姿、挨拶が、
何もたじろぐことがなく、ただただ抜群に頼もしくて泣けた。
まぁ挨拶の内容ほとんど覚えてないんですけど。(え)
とにかく、宝塚のトップスターてこういうことなんや、って閃いた気がした。
一見夢々しく見えるけど、実は誰より地に足がついてる存在。
まとぶんやきむきむ、募金に参加したれおんくんやゆーひさんのことも小耳にはさみました。
特にまとぶんやきむきむのしっかりした態度は、文字だけでもグッとくるものがあった。
生徒たちの中心に立って誰かの心を照らしてる。
劇場にいるみんなの心のリーダーになってる。
そんなトップスターのすっくとした姿に惚れなおし、信頼を感じることを通じて、
自分の中でモヤモヤが続いていた「こういう時だからこそのエンタメ」という問題に、
一つの希望が見えた気がしました。
そして、そんな希望を見出して迎えた昨日、
瀬奈さんのお誕生日に新社会人としてデビューしてきました。
そこでもやはり、キラキラと温かい空気に満ちた舞台に希望を感じました。
心に栄養を与えて、現実に立ち向かうエネルギーを養うこと。
思いっきり泣いたり笑ったりして、心を解きほぐすこと。
お金を落として経済を動かすこと。
今はたくさんの劇場で募金活動を行っています。
一人でも多くの方々が再びエンタメを見られる生活に戻れるよう、募金をすること。
エンタメにだってできることはたくさんあるかもしれない。
エンタメ好きだからこそ協力できることだってたくさんあるかもしれない。
そんな風に思い始めました。