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☆だんだらだらだら☆

記憶力がないアラサーのブログ。演劇/ミュージカル/宝塚/歌舞伎/映画/美術館/フィギュアスケート/JAZZ/大阪万博/食べ歩き/カメラ(OM-D E-M10 mark2) などの話題。

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2010.06
20


16:23
大阪の国立国際美術館へ行ってきた!
「見ルノ、知ルノ、感じルノ」という、
破壊的なコピーで盛り上がったルノワール―伝統と革新展と、
奇しくも期間中に本人が死を迎えてしまった、
死なないための葬送―荒川修作初期作品展へ行ってきた!

まずは、ルノ展から。
どうしても見古した感のあるルノワールの絵。
今回、生でどっさりと見てみてびっくりした。
こんなにも瑞々しい色合いで、
透明感もあって、キラキラ光ってるみたいな絵やったんか。
特に、少女をモデルにした作品とか、タンホイザーとか。
つい立ちすくしてしまいました。
一方で、知識なしの私が思う「ルノワールっぽさ」からはずれた、
輪郭のはっきりしたもの、暗い色彩のものも結構多かったです。
ルノワールのイメージ、かなり広がった気がする。
***
半分夢見心地で見終えた後、
今回ものすごい気合入ってる特設ミュージアムショップへ。
ここで、いつも見てる貧弱な色味のルノワール作品にいっぱい会って、
「りんご売り」のポストカードとりんごジュースのセットにつっこんで、
良い具合に現実に戻ってきた感じ。


次に、荒川さん。
大小様々な棺桶の中に横たわるのは、
堅そうな柔らかそうな、有機物っぽいような無機物っぽいような物体達。
黒い、あるいは木製の棺桶の中に込められた、
ずっしりとした白の存在感っていったらすごい。
それを具に覗き見ようとすると、何故か鼻とか喉にくる気がした。
いや、別に臭い訳じゃなくて。(そりゃそうや)
棺桶をのぞき込むっていう生々しさからなのか、
その微妙な物質性(しかも少し汚れ、埃っぽい)せいなのか。
とにかく、何か独特の空気が漂ってた。
***
入り口付近に立って、
棺桶が並ぶ様とそれをのぞき込む人達を眺めるのが、
素敵だということに気づく。
思わず「かっこいい!」と声が出たくらい。
そして、そのうち、だんだんと死と生のはざまに立ってるような妙な心地になった。
ここにずっといたいような・・・。
***
コレクションⅠは、荒川修作と1960-70年代の美術。
クリストとかヨーゼフ・ボイスとか。
ツッコミ入れつつ、友達と楽しく見られる作品が多かった。


実際に見る前のイメージとしては、
チラシ通り、ルノワール展が白で、死なないため葬送は重い黒。
でも、ルノワールの暗い作品、
棺桶の中の得体のしれない白というのもまた心に残りました。
***
というわけで、
白と黒が交錯するふたつの展覧会はセットで楽しみたいところ。
・・・なんですが、荒川展は、ルーブル展の時のやなぎみわ状態。
ルノ展のお客さんがほとんど流れていってなかった。
せっかく同じチケットで見れるのにもったいない。。。
(かといって、わらわら棺桶覗くのも怖いけど)
未見の方はふたつ合わせて是非!おススメです!
~27日(日)まで。(関西ローカルな話題で申し訳ない)

・・・ちなみに、次回展示は「横尾忠則全ポスター展」。
もちろんタカラヅカのポスターも!
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