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☆だんだらだらだら☆

記憶力がないアラサーのブログ。演劇/ミュージカル/宝塚/歌舞伎/映画/美術館/フィギュアスケート/JAZZ/大阪万博/食べ歩き/カメラ(OM-D E-M10 mark2) などの話題。

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2011.06
11
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21:34
またまたご無沙汰しております。
もう不安過ぎてよくわからない事態になってるんですが、
というか、到底自分に合わないと思われる業務内容になるんですが、
こういう時こそ、「後ろを振り向かずに」を聞いて、心を奮い立たせます。
よろしくお願いします!
あと、仕事のこととかその他諸々を吐き出すと、
普通に1万字くらいいきそうで、しかも身バレしそうなので遠慮しておきます。
うーん・・・しかしどこかで吐き出したい・・・苦しい。


では以下、4月から見てきた舞台の一言感想を突然ながらアップ。
やっぱり感想はアウトプットせなしんどいわ!
思ったこと全部書ききれないのがちょっと残念やけど。

ミュージカル『マルグリット』
『エレクトリックシティ』
TAKE IT EASY『千年女優』
OSK『Burn the Passion!』
ミュージカル『MITSUKO』

ひとまず、この5本です。
ネタばれありかも!
ミュージカル『マルグリット』@梅田芸術劇場メインホール
うーん・・・何も言えねえ、てな感じでした。
これ見て、良かったー!と言える人がどれくらいいるのか。
ちなみに、初演の感想はこちら
のりかさんは衣装の着こなしなどが美しく、確かに誰もが虜になる説得力はある。
春野さんの時はマルグリット個人としての虚しさや浅はかさに見えたけど、
のりかさんはもっと広く一般的な女代表としてのそれに見えた。
持ってるオーラが一個人の悲劇とは縁がないというか。
どこまでも、ただの「女」に見えた。(言いたいことがわからん)
開演前、幕間に大写しになってるマルグリットの映像も、
のりかさんのテレビ的な「良い女」イメージが結像しているように見えて、
ウォーホルのマリリン像みたいに、アイドル(偶像)として薄っぺらくしか存在できない、
美しい女性を皮肉ってるように見えた。
あと、春野さんも台詞声にあまり厚みを感じなかったけど、
特に声を張ったときに声がべちゃっとしてしまう傾向があって、気になりました。
歌は生まれたての子羊のようにいたいけな感じでした。
多分、私と良い勝負!
春野さんがサラッと歌っていた歌も実は難しかったんだなぁ、としみじみ。
***
まりおは、相変わらず、ベター!な感じで熱かったです。(こちら参照)
でも、かなり地に足を着けて着実に役をものにしてた感じ。
ちなみに、さすがに相手がのりかだと、あんなラブシーンあったっけと思うくらい、
まりおのキスが本気入ってました。(揚げ足とるな)
***
西城さんは、うーん・・・色々と要因があると思うので、あまり書けませんが、
見た目はばっちりなのに、芝居とか歌とかがどうこういえる次元ではなかった。。。


『エレクトリックシティ』@シアタードラマシティ
正直、構成とかはちょっとメリハリに欠け、ダレてしまうところもあり。
ただ、ダンス公演も生でもっと見たいなぁ!と思うきっかけになりました。
小柄でも誰より大きく柔軟に動くTAKAHIROさんのダンスは見ごたえあった。
ニューヨークのTHE MOVEMENTのメンバー達のダンス、ボイパもすごかったー!
しかし、何より特筆したいのは、わたるさん。
私・・・やっぱわたるさんが生物として好きです。(突然の告白)
わたるさん以外はヒップホップのダンサーさんで、当然振付もそうなってるので、
できる限り、わたるさんは別枠での登場になってるんですが、
どうしてもみんなで踊るところはわたるさんのダンスが浮いちゃうんですよね。
でも、それが悪目立ちじゃないというのか。
やっぱりカッコよくって、魅力的なんです。
・・・宝塚ファンのひいき目やったらごめんな。(弱気)
で、わたるさんの見せ場といえば、
『ドルチェヴィータ』のサテリコンの曲で踊るところがあって。
大好きな曲をまた舞台で聞けたことも単純にうれしかったし、
キャリアウーマン風スーツ姿のわたるさんが、この曲で、
カッコ良くもありつつ、性別を超えた官能的なオーラで、舞台を制覇しちゃったのには衝撃を受けた。
ダンスって、ていうか舞台って技術が全てじゃないよなー。
で、もう一つの見せ場はセクシーなショーガール風に椅子を使って踊るんですが、
これもまた結構色っぽい衣装で、思いっきり女性性を強調してるのに、
何か女性的な意味での色気にはとどまらない、不思議な官能性があるんですよね。
わたるさんを見て、どうしようもなく狂おしい気持ちになってしまう自分がいる。
瀬奈さんや好きな男役さんへのものとは少し違う気がする・・・
もっとドルチェヴィータ的な気持ち。(太字にした割には意味がわからん)
で、私、あ、危なくないかしら!?大丈夫かしら!?!?となる。(錯乱)
そういう色気って、男役さんの専売特許みたいなもので、
もちろんわたるさん以外の人に感じることも何度もあったけど、
私にとってわたるさんは、その次元を超えてるなーって感じるのです。
普段しゃべったりしてるわたるさんをファン目線で見たりすることはないのになぁ・・・。



TAKE IT EASY『千年女優』@シアタードラマシティ
感想を書けていないのですが、3月に見に行ったBOOKという作品が良くって、
その脚本・演出をしていた末満健一さんの作品ということで、見た作品。
これは、もし再演があれば、未見の方には一人でも多くの人たちに見てほしい!
ホントによかった。


映画版を中学の時に見て、正直よくわからなかった作品。
でも、何故かDVDには落とした、気になる作品でした。
印象的だったのは、そのカオスっぷりと最後の台詞の意味。
往年の大女優千代子さんが若き日に出会った「鍵の君」を、
何十年も想い続けてきたことを回想するという静的で単純な話がメインストーリーになっているのですが、
その強い想いを軸にして、
現実と千代子さんが今まで演じてきた映画の世界が目まぐるしく転換し、繋がり、とけ合っていきます。
劇中何度も出てくる地震のように、全てがぐらぐらと揺らいで、時空の境界が歪んでいくような。
そのカオス感が舞台ならでは、の方法で実現されてて、見てて快感でした。
舞台版では、出演者は5人の女優さんだけで、千代子を順繰りに演じつつ、
その他男女200人以上の登場人物も目まぐるしく演じるという力技。
元々のカオスな世界観を逆手に取ったこの演出がすごい良い。
この作品の良い意味での歪さというのか、非現実感みたいなものを生かしつつ、
演劇ならではのカオスなキャスティングを小ネタにしつつ。
ただ、役者さんにとったらしんどそう・・・!
ほぼ舞台袖に引っ込むことなく、全編しゃべり、走り回ってる。
小道具はイスだけで、照明や効果音を駆使しつつ、後は役者さんたちの体一つ!
あのエネルギーと疾走感には本当に心打たれました。
あと、疾走感といえば、末満さん演出のBOOKにもあったし、風が強く吹いているとかでも思ったけど、
ダイジェストにもある通り、走る姿って良いなぁと思いました。
何故かグッとくる。
しかし、こういうのを見ると、
アニメやマンガの舞台化って、まんま2次元をなぞるというのとは違うと思うと改めて感じる。
それはあまりにも演劇的に貧しすぎるし、反対に原作にとっても失礼な気がする。
・・・と思うけど、実際原作ファンの人達から理解を得るのは難しいんだろうなぁと思ったり。
うーん、難しい。
***
この舞台を見てて、スピーディーに登場しては去っていくキャラクター全てが愛おしく、
5人の女優さんと他のお客さんたちとあの空間・時間を共有できるのが幸せで仕方なかった。
で、5人みんな芸達者で大阪のノリで笑いのセンスも抜群で、なおかつ声がめっちゃ良かった!
特に、立花明依さんの男役の声は超惚れぼれ!
また、TAKE IT EASYの公演も観に行きたい!



OSK『Burn the Passion』@一心寺シアター倶楽
OSKデビューしてきました!
席案内したり、プログラム配布したりする女の子たちが多分研究生の人で、めっさ緊張。
日本物ショーと洋物ショーの2本立てでした。
キャパが小さく、トップさんも出てなかったけど、見ごたえあり。
しかし、もうちょっと人が入るようになればいいなぁ・・・
衣装とかセットとかもうちょっと何とかできる気がする・・・。
宝塚も集客落ちてるし、お互い気を抜かずに頑張りあっていかなあかんねんなぁ、
「男役」とか「女性だけの劇団」っていう存在を守りあっていかなあかんねんなぁ、
と、ちょっとシビアな気持ちになった。
夢の舞台を作るのも大変や。
***
気になる男役さん、発見!
wikiによれば2006年入団の真麻里都さんが、
とてもそんな下級生とは思えないほどの存在感ときざり方で、えらく目を引きました。
ダンスにもキレがあって、カッコよかった!
あと、娘役さんに綺麗な人が多い!
今回、娘役のセンターとして出ていた牧名ことりさんがめっさ可愛い・・・!
歌も上手いし!
コロコロ表情が変わって可愛らしいので、ずっとガン見してた!(おっさんですいません)
瀬乃明日華さんはタッパがあって、大人っぽいイメージ。
スタイルが良くて、これまたガン見してニヤついてた!(おっさん通り越して変態)
今度、南座でOSKのレビュー公演があるみたいなので(草野先生作らしい)、
また機会があれば見に行ってみようかなぁ、と思ってます。



ミュージカル『MITSUKO』@梅田芸術劇場メインホール
正直、完成度としては低いです。
映像を多用した舞台(を通り越してセットと言えるセットがない)(ていうかお金がない)で、
最初の文明開化のとこなんか、ちょっと興ざめするくらい。
で、その映像セットの関連もあってか、セリとか盆とかを全く動かさないので、
例えばピンパーネルみたいな、キレの良い舞台転換で楽しめるような作品ではないし、
クレーンは出てくるわ、でお世辞にも洗練された舞台とは言いがたかった。
でも、です。
ものすごく大きな可能性を秘めた舞台でした。
日本人女性を主役にした、しかも単なるサクセスストーリーじゃないこんなミュージカル、
今まであったのかな。
そして、それを演じられる役者さんがいたのかな、って思う。
2幕は主役であるMITSUKOの老いと孤独が軸になっているだけに地味でシビアで、
ある意味でミュージカルの限界みたいなものを越えちゃってる気がするんですよね。
でも、それを瞳子さんがやってのけてしまってる。
去年のまとめ感想を結局最後まで書けていないのですが、
私は瞳子さん退団後、『アイーダ』『フランク&フレンズ』『ワンダフルタウン』と見てきて、
今だから書けるけど、正直なところかなりのショックを受けてました。
それこそスカピンなんかであれだけ魅せてきた人が、
退団後さらに実力を開花させると信じて疑わなかった人が、
全くと言っていいほど本領を発揮できていなかったのが、見てて辛かった。
「瞳子さん、どうしちゃったの」って、動揺した。(上から目線ですいません)
今度の『アントニーとクレオパトラ』が正念場になるのかも、と思ってたけど、
MITSUKOでの瞳子さんの気迫はちょっと今まで見たことないくらいだった。
これが正念場だった。
スカピンの「目の前の君」で、
舞台上たった一人きりで空間と時間を完全に支配して劇場を包むようなあの瞳子さんの力が戻ってた、
というよりパワーアップしてた。
セット不足、凝った演出もない中、
図らずもだだっ広い舞台を一人きりで埋めなければいけない場面も多かったけど、それがかえって良かった。
「私の人生は何だったの?」なんかは特に。
「後ろを振り向かずに」も曲自体とても元気づけられ、
瞳子さんの音域にも合っていて素晴らしい名曲ですが、2幕で歌われるリプライズがこれまた、圧巻。
声の伸びだけでなく、声の演じ分けが格段にレベルアップした瞳子さんならでは、って感じ。
それに、ただ歌や芝居がうまいだけでは説明できないオーラ、求心力を感じた。
この作品、瞳子さんに救われたところが本当に大きい。
***
以前にも書いた通り、瞳子さんで『サンセット大通り』が見たい!
あと10年くらいしたら、と思ってたけど、
今回のMITSUKOを観ている限り、そんなに待たなくてもできちゃうかもと思ってしまった。
***
Mátéの日本語が更にレベルアップ!
「西と東」なんかかなりテンポが速いのに、完璧に日本語を乗せてた。
本来、Mátéのキャラではないハインリッヒという役で気になったのは、動き。
日本語のセリフに集中してるせいもあると思うけど、エレガントな雰囲気がなく、
ただ立っているだけ、という風に見えたのが残念。
でも、1幕の終わりの「愛は国境を越えて」のあの説得力って、
多分Mátéにしか出せないだろうなって思った。
あの力強く信念を感じさせる眼差し、声。エネルギーがほとばしってた。
それもいつもの野性的なエネルギーじゃなくって、
毅然としながらも、優しく家族を包み込むような愛情あるエネルギー。
「愛は国境を越えて」という曲をまさに体現してて、ぶわっと泣いた。
この場面、1幕の超一押しです。
以前も書いたように、私はUweさんにハインリッヒとして来日してほしいって思ってたけど、
インタビューやイベントの様子で、Mátéの言葉を知れば知る程、
Mátéで良かったって心底思うようになりました。
今回、日本がこんな状況でも家族の反対を押し切って来てくれて、
「震災のことを思うと、心から血が流れるようです。」
「私の心は日本人です。」と言ってくれたMáté。
日本語の勉強も一生懸命頑張ってしていて、トークショーではゲラですぐ笑い転げて、
何かあったら「スイマセン」とつぶやき、タイミング良く「ゴシンパイナク!」と言い放つ
Mátéが愛おしなってしもてん!(まさかこんな展開になろうとは)
そして、1幕前半で棒立ちしていたはずのあのMátéが(なぜそれを蒸し返す)
あんなに頼もしく輝いて見えるのは、単なる役作りをこえて、
Máté自身の信念が重なっているからなんだと思った。
本当にありがとう、Máté!
***
辛源のリヒャルトも良かった!
どちらかというと、姿も声も甘さが目立って母性本能をくすぐるタイプ。
ルドルフ役者なイメージ。
でも、「パン・ヨーロッパ」の歌いあげは力強く、迫力がありました。
ジュリアンとともに、今後の活躍に超期待!
ミュージカル界を引っ張っていってくれると思う。
***
・未来さん@光子の母は、圧倒的。
 上手すぎて、しかも押し出しがあって、完全に場面をさらってました。
・AKANE LIVさん@イダは、美しくて見とれっぱなし。
 声も綺麗で、目と耳の保養。
 ただ、あまりにも芝居が淡泊過ぎて、リヒャルトとの関係が見えにくかったのが残念。
 未来さんの押し出しの強さを分けてあげたい!
・増沢さんの出番がものすごく多かった!歌ってたし!
 困った時は増沢さんにおまかせ!みたいな感じで物語が進んでいくことも多々。
・子役がかわいすぎる!
 一幕前半はダレてちょっと眠くなることもあるのですが、子役たちのナンバーから覚醒。(遅)
***
光子には二つの支え「愛は国境を越えて」と「後ろを振り向かずに」があるとして。
前者は、まさに「愛は国境を超える」と教えてくれた、
夫そのものがよりどころで、2人のテーマだったんだろうなぁと思う。
その夫亡き後、遠く異国の地で自分や子どもたちの立ち位置を一人で死守するには、
誰にも気を許すことなく、「後ろを振り向かずに」歩き続けるしかなかった。
けど、ある時、ふと振り返ってみて、なりふり構わず歩んできた自分の道が、
いかに孤独で、守ることと引き換えに失くしてきたものがいかに多かったか、気づいてしまうんやろうなぁ。
でもでも、最晩年に、
これまでエゴを主張して歩み続けるためのテーマソングだったはずの「後ろを振り向かずに」を、
リヒャルトとイダに捧げるんですよね・・・。
なんか、それがミュージカル的な締め方というよりも、
人生そのものを表してるようで、ハッとさせられた。
虚しさと、切なさと、諦めと、でも、確かに次の世代に受け継がれていく希望と。
2つのテーマのズレがこの作品の容易にまとめきれなかった弱点でもあり、
ミュージカルの壁を越えようとする奥深くシビアなドラマの核心になっていたとも思います。
「後ろを振り向かずに」リプライズの前に、
何かそのズレを光子自身が認識して、咀嚼するような場面やナンバーがあったら、
ちょっと説教臭くなるけど、流れが綺麗になる気がする。
あと、セットや演出に関してはもちろん、
アンサンブル任せになっている場面にもっとしっかり手を加えていったら絶対名作になると思う。
またブラッシュアップして是非とも再演してほしい!
***
カーテンコールの「後ろを振り向かずに」がこれまた良かった。
みんなで見つめあって手をつなぎ合って。
とてもあったかかった。
客席からの拍手もものすごくあったかくって。
もしももしもできるならば、被災した人たちにも見てほしい、聞いてほしいな、って思う。
本当に、今この時に上演されている意味を感じさせる舞台でした。


以上です!
その2に続くはず。(多分)
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