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☆だんだらだらだら☆

記憶力がないアラサーのブログ。演劇/ミュージカル/宝塚/歌舞伎/映画/美術館/フィギュアスケート/JAZZ/大阪万博/食べ歩き/カメラ(OM-D E-M10 mark2) などの話題。

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2013.09
15


10:20
今年の1月から観た舞台をとばしとばし超ざっくりまとめ。
書かないとすぐに忘れゆく悲しい脳みそ。

まず、お芝居。
『組曲虐殺』に出会えたことは大きかった。
優しくて、心に染み入るような言葉たち。
みんなでおしくらまんじゅうする一瞬のユートピアの愛おしさが忘れられません。

『ポリグラフ』は卒論でテーマにした舞台での映像使用、
そして、ルパージュ作品ということで、わくわく。
客を呼ぶ気0のチラシのビジュアルのツッパリ具合を裏切らず、ああ、過激でした…。
すっぽんぽんシーンもありで。
でも、あの現実と夢、時間軸の錯綜した感じは好き。
すっぽんぽんシーンの体の動きをシルエットで見せるところはとても美しく、
これまでのシーンとこれからのシーンの動きの先取りも織り交ぜて繰り返すのが、何だかかっこよかった。
カーテンコールまで、影を使った演出で素敵でした。
けど、一般受けはしない!

『デキルカギリ』は原発問題も組み込みつつのお話。
それがすごく中途半端で、持て余した感がありました。

『八犬伝』は、ポスト八犬伝。
歌舞伎でもそうだけれど、義理や忠誠や大義名分で全て片付いてしまう気持ち悪さって絶対にある。
誰かを救うために自分の家族を犠牲にするとか歌舞伎の世界ではしょっちゅうあることだけど、
誰もそこに異議を唱えないままハッピーエンドを迎えても、やっぱりどっか気持ち悪い。
『八犬伝』のラストは、その辺りを踏まえて、でも、わかりやすく、あくまでもエンタメの範疇で、
そうじゃないよね、やっぱ気持ち悪いよね、と観客の気持ちを代弁する。
でも、本当に痛快娯楽エンタメで、阿部サダヲや田辺誠一の軽さ全開で、時代劇らしさもあまりない。
殺陣も多く、血のりも史上最多量(わたし史上)で、とにかくド派手。
豪華出演陣の中で一番楽しみだったのは、初阿部サダヲだったけど、
心奪われたのは、中村倫也くんでした。
旅芸人の毛野役で、美しく、妖しく、そして、実は…というどんでん返しもあって1番の儲け役。
声が非常に滑らかでそのまま歌舞伎の女形にスカウトしようかと思いました(何様)
ゲキ×シネにしても迫力ありそう…!

宝塚は星組『南太平洋』から。最近メキメキ頭角を現してきた原田先生の作品。
「清く、正しく、美しく」という割には、実は泥臭い作風が多い宝塚で、
セット、衣装から照明に至るまで、舞台の使い方がどこまでも美しく、繊細で、
すべてのシーンを切り取って額縁に入れて飾りたい程でした。
そして、ヒロインの妃海風さんが生き生きしていて、大ナンバーも大健闘!
これからも頑張ってほしい!

『DREAM LADIES』は宝塚OG公演。まみちゃんこと真琴さんが原案担当・出演というのが目玉。
結果は、うーん・・・無理にお芝居仕立てにしなくても良かったかな。
というか、原案のまま、思いついたアイディアをつなぎ合わせただけで舞台に上がってしまったという印象。
そこは、暁くんが肉付けして芝居にせねば…!
宝塚OG公演の難しさは重々承知で、お客さんはかつての思い出を甦らせてほしく、
キャストは、宝塚時代は過去であって、今はあくまでも女優であるというズレが常につきまとってる。
でも、現実としては、「宝塚」という魔法は、退団の瞬間に切れてしまって、
二度と再びその魔法にかけられることはないということ。
…わたるさん以外。(わたるさんは普通に男役なシーンがあって鼻血吹きかけた)
だから、宝塚OG公演は目指すゴールが最初からわからない舞台ということで、
もがけばもがくほど、迷子になってしまうんだなぁ…。
ただ、今回の良かった点は、選曲が良かった点。
まみちゃんが「LUNA」や「BLUE MOON BLUE」や「ル・ボレロ・ルージュ」だけでジーンときたけど。
そこで思い出に浸りながらも、衣装や振付に、何か違う・・・!という違和感と戦いながら、
思い出に浸るという難しい作業になりました。

その他、初シティボーイズの『西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下 ではじめる準備を』は面白かった!
漫才は関西、コントは関東(アンジャッシュとか東京03とか好き)なので、
テイスト的にするっと入れて笑ったー。
笑いだけじゃなく、世界観全体が心地いいというのか。
けして過剰すぎず、普通の何の変哲もない現実がシフトしていくのがこんなに刺激的なんて。
シティボもまた観たいし、コントももっと観たいなぁ。
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