行ってきた、噂の地へ。(書き溜めてたので、結構前)
ベティのマヨネーズへ。
ショーの前からお姉様方がお相手してくださってお酒つくってくれて、
写真一緒に撮ったりおしゃべりしたりとゆったりと。(しかし内心ドキドキ)
テーブルに来てくれたお姉様方はすごく文学的な感じだった。
言葉が全て文章で見えてくるような…。
言葉遣いもお酒の注ぎ方も気の利かせ方も意地悪の仕方も、女性をプレイしてる。
生物学上の性別はあれど、男らしさや女らしさはパフォーマンスなんだ、と改めて。
いよいよ始まったショーは、のっけからラカージュのナンバー。
ありのままの私。
もう、ラカージュの世界そのまんま。
NINEやオペラ座もあって、ミュージカルナンバーいっぱい。
宝塚のショー的なダンスナンバーがあったかと思えば、下ネタがはさまって、
でも、さだまさしで思い入れたっぷりに盛り上げる。
わたしが生まれてきた訳は愛しいあなたに出会うため。
おねえを生きることは、複雑にできている。
華麗に、自虐ネタに、下ネタに、矢継ぎ早に繰り出してみながら、
とっても文学的に愛情たっぷりに語りあげる。
…でもそれって、おねえに限らず人間みんなそうなのか。
最後は上半身すっぽんぽんで、ムーランルージュさながら煌びやかに曝け出す。
さっきまで文学的な言葉をぽつりぽつり喋ってたお姉さんが裸。
何が本心で嘘か、楽しいのか切ないのかわからないままに終わっていくショー。
ショーが終われば、お姉様方とまた少しおしゃべりして帰る。
不思議な体験でした。
常連さんと思しき女性がシーンごとにおひねりを渡していて、生おひねりをガン見してました…!
で、美桜さんという弱冠ハタチの可愛い方が衝撃すぎて…。
清純派の可愛さなのにすっぽんぽんになって、でも恥じらってて…。
もう完全におっさん化。やらしい目で見てしまった…。(おい)
あと、ミナミの方にある女装バーにも行ってきた。
こちらもなかなか濃く、昼はそれぞれ普通に働いている人たちが女装で集う感じの。
男、女どちらが好きなんだろう。
ついぞ基本を聞けなかった。
昼はずっとマスク姿でお仕事してることを聞きつつ、バンド話や、タカラヅカ話も。
お友達として名のあがったすみれさん。
その後『TOP HAT』で目撃。
まもなく2幕が始まろうかとしてた頃、客席降りかなと思ったその人がすみれさんでした。
ばっちり宝塚メイクにリーゼント白燕尾と完璧な出で立ちで、客席でちょっとしたフィーバーを巻き起こしていた。
そして、途中べろんべろんで現れたママは心も体も女性として生きてる感じ。
一口に女装と言っても動機付けも生き方もえらく違うものなんだ。
改めて、生物としての個体はここに確かにあるわけだけど、
演じ方やふるまい方こそが自分を形作っていくんだと。
人生はパフォーマンス次第なんだ、と教えてもらった気がした。
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