FC2ブログ
美の歴史
RSS
Admin
Archives

☆だんだらだらだら☆

記憶力がないアラサーのブログ。演劇/ミュージカル/宝塚/歌舞伎/映画/美術館/フィギュアスケート/JAZZ/大阪万博/食べ歩き/カメラ(OM-D E-M10 mark2) などの話題。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2016.02
12


22:00
517_play_image1.jpg
【作】 アラン・エイクボーン
【演出】 綾田俊樹(東京乾電池)
【上演台本】 藤井清美

【出演】
藤原竜也
本仮屋ユイカ
浅野ゆう子
柄本 明

藤原竜也さんがめずらしくコメディ。
以下簡単な感想です。

概要&あらすじは下記の通り。(オフィシャルより引用)

イギリスの国民的喜劇作家、アラン・エイクボーンが1965年に発表した傑作4人芝居。
アメリカのニール・サイモン、イギリスのアラン・エイクボーンと呼ばれるように、
現代を代表する喜劇作家であり、大ヒット作品。

薄給で働く普通の青年・グレッグ(藤原竜也)は、
あるパーティでであったジニィ(本仮屋ユイカ)に夢中。
出会って1カ月で既に結婚を意識していた。
だが、どうやらジニィには過去に年上の彼氏がいたらしく、その影がちらついて気が気ではない。

ある日、ジニィは「実家に行く」と言ってグレッグをおいて出かけて行った。
グレッグは両親に挨拶したいと、ジニィには内緒で後を追う。

一方、ジニィの目的地ではフィリップ(柄本明)とシーラ(浅野ゆう子)夫婦がお互いの不貞を疑い、
探り合いを繰り広げていた。

そこへ、グレッグが先に到着する。
グレッグは夫婦をジニィの両親だと思い込むが、実はそこには大きな誤解が・・・


1965年発表とのことですが、こういうボタンの掛け違いコメディは全く色あせないですね!
ニール・サイモンは唯一『思い出のカルテット』を観ましたが、
あれも誤解が誤解を招く王道コメディで楽しかった。

元々子供のころにNHKで観た三谷幸喜の「君となら」に死ぬほど爆笑して、
今でもあれを抜くコメディは観てないくらい。
そっからアンジャッシュも大好きになったので、ああいうわかりやすい王道が好き。
(逆に、福田雄一さんとか、ミュージカルにも進出してるし、
もっと観なければと思ってるのですが、ああいう内輪笑いが苦手で…。)

で、今回の「とりあえず、お父さん」。
あらすじからしてめっさ「君となら」。
他のブロガーさんが三谷幸喜がアラン・エイクボーンの影響を受けてると書いてて、
ああそうなんだと思ったのですが、実際めっちゃ似てた。
で、先に観てる「君となら」がキャスト的にも完成されすぎてて…。
ちなみに「君となら」はニコ動にあがってて、ことあるごとに観てほくそ笑んでたんですが、
今検索したら、削除されてて本気で泣きそう。(生きる希望が潰えた)

藤原竜也は相変わらずの台詞術。
コメディでもぶれない、淀まない、あの美しすぎる滑舌。
蜷川芝居の時の身をよじりながら滔々と語るのも、
セルフパロディ?的にやってくれる。
柄本明さんが、みんなをひっかきまわす元凶になるお父さん(実はジーニーの元恋人)。
個性的で味があるけど、滑舌があやしく、特にボルテージが上がるとわからなくなる。
動き的にもスタミナ不足の部分が見えた。
個性派俳優をあえて入れたこだわりのキャスティングだったと思うけれど、
もう少し若い俳優さんでも良かったかも?
本仮屋ユイカさんも序盤のやり取りからかなり固く、
後半ももっと軽さがほしかったかなと思います。
浅野さんはいかにも美しい奥さまという感じ。
スタイルも物腰も美しく、日本人離れしていて、
イギリス庭園をバックにしてても、違和感がないというのか。

改めて感じたのは「君となら」での角野卓造さんと宮地雅子さんの小回り力。
セリフ術が確かでテンポ感も良く、動きもすばしっこい。
一昨年の再演版の草刈正雄、イモトアヤコもキャラ立ってたけど、
どうしてもあの小回り力はなかった。(おまけに草刈正雄はかっこよすぎる)
今回は、コメディどんとこい、なその小回り力のある人がいなかったかな。
確かに、普遍的なコメディで面白かったけど、
笑いに至る伏線部分すら引き付けてしまうあの魅力はないように思いました。

セットはジニィの家とフィリップ夫妻のイギリスらしいお庭のみ。
お庭のセットがかなり細やかで、本物みたいに作りこまれていて、癒されました。
ちょっとつまらない時は、じーっと観察してた。(こら)

周りを見回すと、舞台初っぽい人やデートで見に来たようなライトなお客さんが多く、
観劇の窓口になってるのはありがたいことだなと思いました。
関連記事