FC2ブログ
美の歴史
RSS
Admin
Archives

☆だんだらだらだら☆

記憶力がないアラサーのブログ。演劇/ミュージカル/宝塚/歌舞伎/映画/美術館/フィギュアスケート/JAZZ/大阪万博/食べ歩き/カメラ(OM-D E-M10 mark2) などの話題。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード
QRコード
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2016.06
12


17:25
cpl73a00000019kx.jpg

新トップ初観劇。
幕開きの瞬間から、2、30年前の宝塚を観ているよう。
話の密度的には三本立てのひとつ並みにぺらっぺら。
(同じく薄っぺらい「めぐり合いは再び」はファンの萌えはかろうじてあった気がする)
オペレッタということでみても、ほっくん(北翔海莉さん)はうまいけれど、
妃海風さん始めバリバリ聞かせるタイプはいないので、なかなかにキツイ。

ほっくんは三枚目的な部分も器用にこなす。
キラキラトップが多くて、可愛く、キャラクター的に(無難に)コメディーをやる中、
トップがそれして大丈夫?と心配になるくらいの三の線でやってくる。
地を活かして三枚目路線を確立した紅さんの立つ瀬がないくらいに。

あとは、教授役の汝鳥さんがドラえもんみたいに秘密道具を出してきたな、とか、
紅さんがうつつを抜かす可愛い子、綺咲愛里さんがたしかに可愛いけど、
春猿みたいな素っ頓狂な声出してて面白かったな、とか、
(元々の地声が低いのかな…?)
紅さんの奥さん役、夢妃杏瑠さん、がんばれ、とか、思ってました。

ショーは野口先生の大劇場デビュー作。
こちらも衣装からセットから何もかも古めかしいのに、
ほっくんがブロードウェイスターを目指して歌、ダンスのレッスンを重ねて…や、
後半のえりまき諭し系歌&ダンス、
ジャズの合間にいきなり出てくる打ち込み系のアイドルソング
(旋律がわからない10人組のメシアのように礼真琴が歌い踊り上げて去っていく)は思いっきり藤井先生。
でも、ブロードウェイスターになった!の中詰兼ねた場面は、
何故か使い古した曲オンパレードのスパニッシュ(ブロードウェイなのに!)だったり、
ほっくんが大階段の男役群舞でカッコよくテイクファイブを歌いこなしたかと思えば、
デュエットダンスが平原綾香のジュピターだったりと、
やっぱりどこかしらダサく、そのつかめなさっぷりは『マ・ベル・エトワール』にならぶ。(=笑えるのでよし)
黒燕尾&ダルマの盆回しての大群舞はまるで私が見始める前の宝塚のようにうんとクラシック。
初舞台生は珍しくオープニングに。
102の人文字をなしながら誇らしげに大階段を降りてきて、一気に華やぎました。

というわけで、全体的にタイムスリップしてしまったんじゃないかと思うくらい、
昭和感が溢れてて安心した。
2.5次元をやりつつ、こういうのもやるからこその宝塚なんだと思う。

しかし、ほっくんが特出にしか見えず、ほっくんwith星組になってる。
そして、組全体が、れおんくん時代からの振り幅についていけてなかったり、
おのずと男役としてキザってなんぼ的なアピールの場が減っていたりする、
ある意味完全な実力主義になっていて、そこでは礼真琴が完全一人勝ちなのでした。
とはいえ、礼真琴さんも音域が広くうまいんだけど、圧倒的なとこまではいかず。
全体的に歌が酷い…。

…星組、正念場かも知れません。
関連記事